第6章 温泉を10倍楽しむ7つの秘訣
秘訣ゼロ 身体は先に洗ってしまう
身体を洗うのは、作業です。カラダ洗わずに温泉をあがってしまうのはまぁ少し罪悪感が残るというか…
結果的には洗わなくてもいいかもしれませんが… ただ温泉は公共の場です。 みんなハダカで湯に浸かります。
汚いNGワード入ります!!(笑)が… うんこ や おしっこが同じ浴槽に浮くと思ったら汚いじゃありませんか(笑)
他人はともかく「俺は、カラダを清めたぞ!」と思えば 「堂々と」「何に恥じることなく」「自信をもって」温泉に臨めるじゃないですか。
温泉の神様も「ようやった!! 今日はそなたにサイコーの温泉体験を進ぜよう!!」 となるのではないでしょうか?
神聖な温泉にはカラダを清めてから入ってください。
もうひとつ…作業を終えてしまえば、あとは「楽しみ」しか残らないでしょう。 ハンバーグを食べる時、嫌いなキャベツを先に食べてしまえばあとは大好きなハンバーグだけしかないじゃないですか! あの感覚です。
秘訣 ① まずは炭酸泉で20分
カラダを清めたら、堂々とフルチンで湯に浸かりにいきましょう! もう入る前に湯で陰部を流す必要もありません。 お祓いを済ましているのですから…。
さてまず最初は「熱い」湯は避けましょう。 冬などは「あーーサブ!と、あつ~ぃのに浸かろうとしますが… これをやっては「おわって」しまいます。
走りなどでもウォーミングアップってのがあるでしょう! いきなり全開モードは駄目です。スグに果ててしまい「あ~がろ!」ってなってしまします。
健康的にも当然良くないです。
「ぬる!風邪ひくやん!!」ってくらいの湯が1つはあります。 炭酸泉などに多いと思います。これにできれば腰まで「半身浴」してください。 「あーーーーーー」って言う熱い風呂に入った時の感動を「ぐっ!」とコラえて!!
10分もすれば「ジュンジュワー~」っとカラダに染み入ってきます。 15分くらいからジワジワ汗が流れ出します。 いいんです! カラダ清めてますから…あなたは堂々と汗を湯に流してください。
20分!ちょっとのぼせ気味まできます。 これでカラダは十分に温まりました。 ウォーミングアップ終了です。 どうです? なんか軽く感じません? ん?シンドイ? では次のセクションでリカバーしましょう♪
秘訣 ② 露天風呂で風呂に入らず 炭酸泉で温まった(温まり過ぎた?)ら… いきなり水風呂? ノー―! イッキに冷やすのはまだ早い。 露天風呂で「外の空気」に触れましょう。場所によっては絶景が望める処もあります。
(枕崎市のなぎさ温泉では…) 露天風呂は5人も入るといっぱいになる小さなところでしたが… しかしコレ絶景! 枕崎湾を一望できる高所にあり、たてがみ岩から地平線に沈みゆく真っ赤な夕日を見ながらの露天風呂!!サイコーーでした。
まず、クールダウンです。 水を使わず、外気(爽やかな風で)リクライニングチェアーで15分程度… あ~Aキモチ!ってつぶやいてください(小声でね(笑))
その後に露天風呂の各湯を楽しんでください
湯⇔リクライニングチェアーで寝っころがる の繰り返し ここで まぁ60分くらい遊べます。
秘訣 ③ 源泉かけながしで60分の仮眠
ちょと疲れたでしょう ジュースでも飲んで…お腹がすいたら菓子パンでもかじってください 脱衣所に戻ってしまし扇風機の風で涼みながら腹ごしらえ&水分補給
再び露天に戻って 丸い源泉かけ流し などがあれば 両脚を放り出して、頭を載せて 背中が湯に着くくらいの姿勢で 「寝る!」
露天風呂で腹や胸は出ていますから意外とのぼせず、かといって背中は湯に浸かっていますから案外冷えず… 適度な快感で、炭酸泉と露天湯としばし食糧、水分を補給してカラダも満足してきています。 快い睡魔に任せて寝てしまします。
私は120分も寝ていたことがあります。(多少、睡眠不足の日々は続いていた頃だったかもしれませんが…)
これ 思いのほかリフレッシュします! この後、「よし、やったるぞ!!(何を?)」という温泉スピリッツに火がつきます(笑)
秘訣④ サウナ⇔水風呂 3セット
さてカラダも温まって、睡眠でリフレッシュもしました。 しかしさすがに60分近く仮眠(または読書でもいいでしょう)したのでカラダは「熱熱!!」
まず キンキンに冷えた水風呂に肩までつかりましょう! その後 潜ってみましょう! 目覚めます!!何から何まで…
ここで短時間で妥協せず 3分~5分キンキンに冷えたビールのようになりましょう!
そしてサウナへ…
この時 注意があります。 一気にサウナへ駈け込んでは危険です! サウナ後、水風呂後は共に一旦シャワーで温度を整えて椅子なんかに2~3分座ってカラダをタオルで拭いてリラックスしましょう。 真逆な環境に挑む前のささやかなインターバルです。
サウナでは5分~10分粘りに粘ってください。 「このあと一気にビール呑んだらサイコーやろな♪」と思う域まで我慢しましょう。 (実際 待っているのはビールではなく水風呂ですが)
サウナの後水風呂に… これが温泉のメインイベントメニューです!!!!!!!! 極限まで我慢したカチカチ山のようになった後、キーーーンと冷えた水風呂に潜る! 「あぁ~~生きててよかった♪」と思えるのはこの瞬間です
人生最高峰の幸せの絶頂を味わえます。
私は このシーンを「温泉のエクスタシー」と呼んでいます♪(笑)
このサイコーのエクスタシーで3回は逝ってください♪ 勿体ないから…(笑) 3セットで60分は所要することになるでしょう! 恍惚の60分間です。
秘訣 ⑤ スチームサウナで塩だらけに
せっかくですから、スチームサウナにも1回は入りましょう。 ます塩がおいてませんか? あればカラダじゅう「塩漬け」にしてみましょう。 「きゅうりの気持ち」がわかりますよ!(笑)
なんか塩塗りたくって「変な非日常の快感」が感じられることでしょう。 スチームサウナは温度が低いので温まるのに時間がかかります。
ここは、日頃の反省を試みて瞑想でもしようではありませんか!!
煙だらけの30cm先も見えない処での瞑想。 中国の尖がった山の奥に住む「仙人」の境地です。 じっくり、ゆっくり、慌てず、騒がず、スローモーションを満喫してください。 ジュンジュワーーーっと温まってきます。
15分~20分で気づいたら汗だくになっています。 「え?!こんなに?」っと明るい気持ちが差してきたらあがりましょう!! キンキンの水風呂でエクスタシーをもう一度♪
秘訣 ⑥ ジャグジーでマッサージ
ジャグジーではマッサージ気分で ほぐす ホグス hogusu 筋肉ゆるゆるになりましょう!
あ~ほぐれるぅーー ふくらはぎ、背筋、太ももの表裏、肩、腰、首、腹筋もほぐしましょう♪
電気風呂もあればサイコーです。 電気風呂はジャグジーの5倍はほぐれます。 マッサージチェアとはまた違った快感を全身で受け止めてください。 15分くらい遊べます。
秘訣 ⑦ 熱いと冷たいを必ず交互に
温泉のカリキュラ全体を通しての法則ですが、これは最重要項目です。 必ず 熱いと冷たいを交互に活用してください。
筋肉は温めて、冷やす。この相反した作用で刺激を受けます。 筋肉が運動することで血行も促進します。 またカラダもリフレッシュします。
熱いだけではのぼせますし… 冷たいだけでは冷え切ってしまいます…
必ず 相反する刺激を交互に与えてください。 ★これは温泉道の黄金律です!!!!
秘訣 オマケ 水分補給、軽食補給をこまめに
繰り返しになりますが、温泉はスポーツです。 体力が要ります。まして3~4時間楽しもうと思えば… 要するにマラソンを走っているようなものなのです。
給水は勿論(汗をふんだんにかくのですから…給水しないと脱水症状になります) 給水もできればジュースやスポーツ飲料が望ましいです。
さらにカロリーを非常に多く消耗します。菓子パンなど少し糖分のある食物を1回は採っておきたいところです。
元気なカラダ!サイコーのパフォーマンスで温泉を満喫するには栄養補給は必須でしょう。