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​シンメトリーアカデミー

 シンメトリーとは、人間の身体と大自然の法則…根本の概念をわかりやすくレクチャーします

蝶や鳥のような生物だけでなく飛行機も両方の主翼が同じ長さのシンメトリー構造である。


この図の飛行機をよく見ていただくと解るとおり、重心周りに3つの軸による回転運動が発生してさまざまな運動とその飛行する方向が決められる。
飛行機を離陸させたり着陸させるには、エンジンが強く働き続けるのはもちろんのこと、機種を上げたり下げたりする縦ゆれ、いわゆる「ピッチング」という重心を通る左右方向の軸を中心とした回転方向が必要になる。


ピッチングの制御を行うのは、機体の後方、水平安定板の後縁にあるエレベーター(昇降舵)である。機種を上げる場合はエレベーターを上げ、反対に高度を下げたり着陸する場合はエレベーターを下げるのである。


大きく旋回して進路を変えようとすると、「ローリング」という重心を通る前後方向の軸を中心とした回転運動が必要になる。これは機体を右や左に傾ける運動で「横揺れ」とも言う。この運動は主翼にあるエルロン(補助翼)で制御する。飛行機はエルロンを操作することで機体を傾けて旋回を行い、進路を変更する。


「ヨーイング」は、機種を左右に振る動きのことで、「片揺れ」といわれる。この運動は重心を通る上下方向の軸を中心とした回転運動である。ヨーイングの制御は、垂直尾翼のラダー(方向陀)で制御している。


ピッチング、ローリング、ヨーイングという重心まわりの3つの回転運動で上昇、旋回、下降など機体を安定させながら飛行機は上空でさまざまな動きを行っている。ように、われわれ人間の背骨も前述した3つの動き、即ち前後屈、側屈、捻転という3つの動きだけで複雑な動きが可能となっている。

 

飛行機に例えれば前後屈はピッチングであり、側屈はヨーイングであり、捻転はローリングに相当する。
ここで、飛行機の制御軸を見てほしい。飛行機の動きは機体を左右に振るラダー(方向陀)以外の動きは重心軸である機体から離れたエルロン(補助翼)とエレベーター(昇降陀)で操作するということである。

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